プレーンシェードの柄だし
プレーンシェードを製作するときは、柄出しをどのようにするかを
打ち合わせをしなければなりません。
カーテンの場合は、ひだを取りますので柄の出具合はそんなに
気になりませんが、プレーンシェードの場合は平面に柄がはっきり
わかるのです。
その柄の出方によってイメージが違ってきます。
当店のスタッフがお客様とメールのやりとりで打ち合わせをした
2例を紹介します。
川島織物セルコンのケルムスコットツリーMM5914
生地巾が140cmで、タテリピートは69.3cm ヨコリピート140cm
寝室で、この生地を使って幅1020㎜×高さ1330㎜を作ります。
大きな柄で、生地は1巾でできるのですが、どの柄を出すかによってイメージが
違ってきます。
施工例
提案の段階で当店で案をだします。
サイドにボーダーを持ってきて木の柄を真ん中に持ってくる案
↑ 左側の木を完全に出す案
↑ 両方の木は少しずつ欠けるのですが、全体に木がわかる案
結局、上のパターンになりました。
加工所に指示をするときには細かく指示をします。
下の写真の赤丸のところがポイントです。
1)右上の鳥がきれないように
2)右側の真ん中から下のお花が切れないように
3)下のお花が2つみえるように
4)左側の鳥がわかるように
柄だし優先の製作サイズです。
もう一例です。
スミノエのU9026
生地巾150cm タテリピート59cm ヨコリピート75cm
大きな柄で、花の位置をどこに出すかの打ち合わせをスタッフが
メールでやり取りしています。
カタログに画像データがなかったので色違いで打ち合わせをしました。
上の画像は柄の中心から均等に左右に出す案
下の画像は真ん中に花がくる案
この案で決まり、最終的に色違いになりました。
施工例
このように柄だし指定をする場合は、1リピート余分に生地を購入
しなければなりません、それはお客様負担になります。
生地をメーカーに注文するときに、カットする位置を指示することができない
のです。
そのため、生地を余分に注文しなければなりません。
そうしないとどんな柄がでるかわからないのです。
当店ではお客様の満足を提供するためにいろんな提案をします。
こうした商品は商品知識豊富なインテリア専門店に相談しましょう。
3月4月はインテリア月間
「4月10日はインテリアを考える日」です。
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