タワーマンションにシャープシェードを取り付けました。
シャープシェードというのは、プレーンシェードにシェイパーバーという
細いパイプが横に入っているシェードのことで、たたみ上りがきれいに
なります。
そのため、大きい窓などによく使われます。
モダンな感じになります。
プレーンシェードと言えば、どこで縫製してもだいたい同じような
感じなのですが、シャープシェードは各社縫製仕様が違います。
まず、バーの太さ、バーのピッチ間隔、昇降コードを1つ飛ばしで
通すかどうかの違いがありますので、他社で注文の際はよく説明を
受けて下さい。
当店は自社縫製です。
当店は自社縫製ですので、現場に応じていろんな仕様で対応して
います。
基本型はありますが、現場によって違います。
こちらの現場は、昇降コードを1つ飛ばしで通していくタイプで
バーのピッチは16.7㎝の均等ピッチにしています。
製作高さは206㎝で、裾のバー袋の部分を除いて、バーが均等に
なるように割って間隔を決めます。
考え方としては、だいたい250㎝ぐらいまでの高さならば
ピッチ間隔が17~18㎝で必ずバーが奇数本になるように割ります。
私はこのぐらいの間隔でバーを縫い付けて1つ飛ばしで昇降コードを
通すのが一番きれいと思っています。
生地はフジエテキスタイルFA1202SL
各社のメーカー縫製はどのようになっているのかを調べてみました。
メーカーにシャープシェードの縫製を依頼したことがなく、
しようとも思ったことがないので、縫製仕様の詳細はわからず、カタログから
拾ってみました。
バーのピッチ間隔についてです。
トーソー 丈が48~300㎝までは 15㎝間隔
丈が301~400㎝までは30㎝間隔
川島織物セルコン 17,5㎝間隔
サンゲツと東リは全く同じです。
丈が100㎝までは 12㎝間隔
丈が100~220㎝までは 15㎝間隔
スミノエとシンコールも全く同じです。
全て15㎝間隔
リリカラは 20㎝間隔
これらのメーカーは上からピッチを取っていくのか、下から取って
いくのかが書いていないのでよくわからないのです。
また、裾のウエイトバーを除いて、バーは奇数本にしないと同じ
ウエーブで上がっていかないのだけど、そこのところも書いていないのです。
たぶん、メーカーの仕様なので、1台ずつ柔軟に対応することはなく
マニュアル化されたものがあり、決められたピッチでバー袋を
縫っていくのだと思います。
アスワンだけが、カタログに「15㎝を基準とし、等間隔にシェイパーが
はいります。」と書かれていました。
アスワンは均等ピッチになるように、1台ごとにサイズを変えているのだと
思います。
今日の話は役にたちましたか?
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