シンコール

レースの二重吊り(タワーマンションコーナー窓)

タワーマンションのコーナー窓にレースの二重吊りをしました。

窓側にシンコールのウエーブロン (遮像ボイル)のML3619を

部屋側に川島織物セルコンの裾エバ柄レースME8450を取り付けました。

上の写真はシンコールのウエーブロンレースを取り付けたところです。

ウエーブロンは、帝人フロンティアの繊維名でカーテンにすると

外から室内がみえにくいという商品です。

外から見えにくいということは室内側からも見えにくいのです。

 

 

手前(室内側)は川島織物セルコンの裾エバー柄レースです。

写真は窓側のレースを開けて、このレースだけにしているところです。

室内から外はよく見えますが昼間は外からは室内は見えません。

このレースだけならば、夜は丸見えになります。

 

手前の裾エバ柄のレースも窓側のウエーブロンのレースも閉めた写真です。

昼間でも室内側から外はほぼ見えません。

夜は室内の照明はよく見えます。

人の動きは、カーテンから離れているとわかりにくいと思います。

全開すると

 

片開きの短い方で4m、長い方で5.5mあります。

当店では、このような場合でもきれいなウエーブをだす簡易型の

形態安定加工をしています。

(メーカーに縫製を依頼すると片開きで3mまでしかできないというのが

多いのです。)

 

 

こちらの現場はカーテンボックスが窓から離れてかなり室内側にあるのですが

お客様とそうだんの上、窓側につけています。

 

上の写真でいうと、今カーテン(レース)がついている手前がカーテンを

取り付けるところになっています。

窓際に取り付けた方がきれいと思うんです。

 

 

 

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ローラアシュレのカーテン

仕入先のシンコールが協賛しているリッツカールトン大阪の

ローラアシュレイアフタヌーンティ」に行ってきました。

シンコールは、ローラアシュレイのカーテンと壁紙を取り扱っており、

当店でもカーテンを扱っています。

 

ローラアシュレイは、英国発のライフスタイルブランドで、1953年にロンドンで

誕生以来、オリジナルデザインのテキスタイルを使ったアパレルから、

小物、雑貨・インテリア、家具まで、幅広くライフスタイルを提案しています。

 

今回のコラボレーションでは、英国貴族の邸宅のようなインテリアを特徴とする

ザ・リッツ・カール トン大阪を舞台に、英国の伝統的なスタイルをベースにした

英国式アフタヌーンティーが楽しめるという企画です。

 

アフタヌーンティは一般的に皿が段重ねされていて、一番下から

色の濃いものから順番に食べるのが流儀です。

 

SBチーズならぬ17の食べることのできる持続可能な目標を定めて

下から順に攻略していくのです。

 

ちゃうか

↑ 一番下の皿

↑ 2番目の皿

↑ 一番上の皿

お紅茶です。

ティカップはローラアシュレイですが、取っ手の向きはイギリス式では

なくアメリカ式でした。

 

イギリスの伝統的なスタイルなのにどうしてカップの取っ手は左側では

ないのですかと聞いたら「リッツカールトンでは、常に取っ手は

右なんです。と~ても貴重なご意見ありがとうございます。

スタッフで共有します。」と言っておられました。

 

そういえば、以前リッツカールトン沖縄で食べたアフタヌーンティの

ティカップの取っ手も右でした。

 

カーテンも展示してありました。

 

この商品はシンコールの見本帳に載っているパルテールML3366と

いう商品なんです。

 

シンコールのカーテンの見本帳より(デジタルカタログよりコピーしてます)

(画像をクリックすると拡大します。)

 

さすがにリッツカールトンだけに豪華に着飾っているなと思ったら

後ろからみたら、単なる生地をワイヤーに引っ掛けているだけでした。

 

これをやったのは誰や

 

 

わいやぁ

 

 

カーテンの吊元なんかをみるのはカーテン屋のオヤジだけで、

みんなは

「わぁ~ かわいい、かわいい」という

ローラアシュレイのカーテンのお話でした。

当店でも取り扱っています。

 

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シンコールとサンゲツのインスタライブ

最近、インテリア業界でもSNSの活用が盛んになってきました。

まったく蚊帳の外のところもありますが、メーカーもInstagramで

情報発信するようになり、ストリーズを使ってインスタライブも

やっています。

 

これは、まずインスタグラム(略称インスタ)にアカウントを持たなければ

なりませんが、そこに登録されているメーカーや業者をフォローすれば、

誰でも簡単にスマホでみることができます。

 

メーカーや業者をフォローしていると、タイムラインにインスタライブの

案内がアップされまして、その開始時間に上に表示されるストリーズを

タップすれば、生配信の動画をみることができるのです。

事前申し込みもなにも必要はありません。

 

昨日(2020年9月18日)の夜6時からシンコール、7時からサンゲツの

インスタライブがありまして、私は仕事をしながら会社のパソコンで

視聴していましたので報告します。

 

シンコールのインスタライブ

 

18時から18時30分までで、9月1日に発売になった新しいカーテンの見本帳

「メロディア」の商品説明です。

視聴者は開始時は70名でしたが、ぐんぐん伸びて途中で落ちることなく

瞬間最大視聴者は終了1分前の105名でした。

(フォロワー6235名中)

 

案内の女性はそうとう緊張されているのがよくわかるぐらいでしたが、

常に笑顔を絶やさず、一生懸命さが伝わってきて好感が持てました。

パソコンでスクリーンショットした画像でクリックすると拡大できます。

説明は原稿の棒読みで動きはあまりありませんでしたが、

わかりやすかったです。

カメラ機能のいいスマホを使っておられるようで、カーテン生地を

アップで撮ると素材感がわかるぐらいでよかったです。

内容的にはまだまだ工夫が必要ですが、メーカーがインスタライブを

活用してカタログの説明をしてくれたのはすごくよかったです。

 

9月1日に担当者が見本帳を届けてくれて、説明は受けていましたが、

今回のインスタライブでより理解できました。

今回のシンコールのメロディアンのカタログには

「ローラアシュレイ」の生地が収録されています。

この件に関してはまた別の機会に書きます。

 

せっかくのライブなので、もう少し動きが欲しかったですが、

メーカーとしてこうした情報発信をしてくれることはありがたい

ことです。

 

販売店にとっても、担当営業員いかんに関わらず、全国

同時に同じ内容の情報を得られることはいいことだと思います。

 

インスタライブは気軽に観ることができるし、夜の時間で時間も30分と

短かったのも良かったし、サンゲツの前に時間設定をしたのもよかったと

思います。

インテリアメーカーとしては、業界ではマナトレーディングに次いで

2番目のインスタライブだと思います。

これからもどんどん情報発信していって欲しいです。

 

私は事前にコメントをいれて、アーカイブを残してあとから誰でもが

観られるようにしてほしいと書いたのですが、それがなされませんでした。

ライブを観た人しか情報を得られないのは残念です。

 

サンゲツのインスタライブ

 

19時~19時50分までありました。

私は会社のパソコンで見ていまして、画像はスクリーンショットしたもの

です。

視聴者は最初は86名で、19時26分で最大瞬間視聴者は276名に

なりましたが、終了時は235名でした。(フォロワー3408名)

 

内容は、6月に発刊された壁紙見本帳「2020-2022 リザーブ1000」の

巻頭企画「ATTRACTIVE MOMENT」でコラボしたデザイナー小林幹也さんを

ゲストに迎え、サンゲツの商品開発担当者との対談の様子を、

小林さん所有の別宅『鎌倉の家』より生配信されました。

 

 

最初はサンゲツの開発者と小林氏との座談会なのですが、

少し離れた所からスマホで撮っているため、司会者の声は

大きいのですが、お二人の声が拾いにくく小さくて聞き取り

にくいのです。

また、スマホのカメラ機能もシンコールに比べてよくない感じで

画質が悪いのです。

それで、商品も見本帳をめくっての説明でわかりにくいのです。

 

つまらないなぁと思っていたら

 

後半は小林氏の別宅からの生中継で、室内の施工例を歩いて

説明をしていただき、これはおもしろくてよくわかってよかったです。

DIYされたとのことで、ビフォーの画像もあればもっとよかったなぁと

思いました。

使っている家具の紹介もあり、会社に居ながら小林氏の素敵な別宅を

拝見できるのは、これぞ、まさしくインスタライブの真骨頂です。

(画像はクリックすると拡大します。)

インスタライブはコメントをいれたり質問をすることができ、これを

読んでいるのも結構楽しいです。

 

常務執行役員営業本部長の吉川 恭伴氏が「イイ感じです」と

コメントを入れておられたのにはちょっとびっくりしました。

このあと最大瞬間視聴者を記録しました。

 

営業のトップが、視聴してコメントを出したことは社内外に

これからサンゲツはこうした分野にも力をいれていくぞという

アピールだと思います。

 

インテリア業界では、オンラインセミナーを一番熱心にされているのは

リリカラです。

リリカラの山田社長が旗振り役で、「これからは営業員の出張はやめて

オンラインでやりなさい。」という指示がでているようなことを伺っています。

 

やはり、トップが理解して、熱心にならないと新しい試みはできないのです。

 

今年はインテリア業界の最大のイベントであるJAPANTEX2020は会場での

開催は中止になりましたが、代替えとしてオンラインやSNSを活用しての

情報発信はいくらでもできるのです。

これも各社バラバラにするのではなく、1日だけでもメーカー同士で

仲良く時間割を決めてこうした機会を提供していただきたいものです。

 

ちなみに、サンゲツのインスタライブは事前にコメントをいれてお願いを

していたことを取り入れてくれたのかどうかは知りませんがアーカイブとして

残してくれていて、ここから観ることができます。

但し、Instagramにアカウントを持っていないと入れないかもしれません。

 

 

 

 

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フラットカーテンのウエーブをきれいに出す方法

先日、遠方からのメールでの問い合わせで、フラットカーテンの1.3倍使いで

ウエーブがきれいに出ないんですが、形態安定加工ができませんかというのが

ありました。

私のブログを読んでいただいて、当店にたどり着いたのだと思います。

 

また、そのあとすぐにインテリアコーディネーターからメッセンジャーで

問い合わせがあり、「フラットカーテンのウエーブ感はどのぐらいがよくて、

ウエーブ加工をした方がいいのでしょうか」とのことでした。

 

けっこうフラットカーテンで悩んでおられる方が多いみたいなので

最近の施工例で私の考え方を書いてみます。

 

フラットカーテンというのは、ヒダをとらないカーテンで文字通り

フラットなのですが、これがほんとのフラットから少し余裕を持たせる

1.1倍フラット、1.2倍フラット、1.3倍フラット、

1.4倍フラッというのはあまり聞かなくて、あと

1.5倍フラットというのがあります。

 

フラットにしているのだからウエーブがきれいにでないのは当たり前で

それでいいと思うのですが、日本人はウエーブはきれいに出ないと

もたついた感じがするといわれるのです。

確かに1.3倍以上ならば、ある程度ウエーブが出た方がきれいと思います。

そういうお客様の要望に応えるべく、当店でもいろいろと工夫をしています。

 

冒頭に書いたエンドユーザーから送られてきた写真は以下のものです。

 

これは1.3倍のフラットカーテンで注文されました。

確かにもたついた感じがします。

 

この生地はサンゲツのAC5460でサンゲツのメーカー縫製です。

カタログにはこんな写真が載っていました。

サンゲツホームページのデジタルカタログからプリントスクリーンを

しています。

この写真をみるとフラットカーテンのような感じです。

おそらくお客様はこんなイメージを持っておられたのではないかと

思います。

この商品は、カタログに形態安定加工をお勧めしますと書いてあります。

写真のフラットカーテンに形態安定加工がされているのかどうかは

わかりません。

 

これは、販売する側のスタッフが、きちんと説明してこの生地で

普通のフラットカーテンを作るとヒダはきれいにでませんよということを

言わないとダメなんです。

 

カーテンは、縫製はサンゲツだからどこで買っても同じというわけでは

ないのです。

勧める店側のスタッフの商品知識によって、出来上がってくるものが

違うのです。

メーカーは指示された通りにしか縫製はしません。

 

当店ではこのような場合は、簡易型形態安定加工をさせていただきます。

メール頂いたお客さまには、当店は現場主義で動ける範囲でしか

やっていないのでお断りしました。

メールでやり取りをしてお金をもらって、直送して終わりという

やり方はやらないのです。

 

1.3~1.5倍使いのフラットカーテン施工例

 

1)ピッチホールドテープを使った例

生地にピッチを均等にとるテープを縫い付ける方法です。

これはドイツ製のテープで、中にあるコードを引っ張ると山側が大きく

谷側は小さいウエーブが自動的にでるようになっています。

目いっぱい引っ張ると1.5倍使いになるのですが、私どもは少し

緩めに引っ張って1.3倍ぐらいにすることが多いのです。(この施工例)

 

芯地の部分のウエーブはきれいになりますが、裾はしばらくは上と

同じようにきれいなウエーブはでません。

この施工写真は平たたみしたものを現場にもっていってすぐに吊って

撮った写真です。

裾は広がっています。

裾はウエイトテープにすると負荷がかかりますので9ミリの折り返しにしています。

本縫いウエイト巻きロックミシンを使ってあとでウエイトを抜くやりかたです。

時間が経つと裾もウエーブが出ると思います。

生地はクリエーションバウマンのFana301です。

 

2)トーソーのピッチキープコードを使った施工例

当店の店内展示サンプル

今年発売になったシエロクラウドのレールを使ったフラットウエーブカーテン

このレールはグッドデザイン賞も取っていて、デザイン的にも

いいですが、機能面でも優れています。

このレールに関する説明は後日ブログに書きます。

常に8㎝間隔でランナーが保てるようにピッチキープコードをランナーに

差込みます。

 

これはなんの加工もしていません。

裾は負荷を少なくするために細巻きロック仕上げ(メロー仕上げ)です。

生地はサイレントグリスのカロラマで、縫製は当店ですがメーカーの

縫製がこのような仕上げになっていたので真似てみました。

実際に何年も使う中ではこのメロー仕上げの耐久性には自信は持てないです。

後ろ側からみた写真です。

 

トーソーはウエーブテープ(芯地)も販売しており、それを使うと

1.5倍使い(12㎝間隔でフックが差し込めるようになっています。

ランナー間が8㎝なので自動的に1.5倍になります。)

あと1.875倍用(15㎝間隔)のテープというのもあります。

 

この展示サンプルは当店で縫製しており、フラットカーテン用の

ポケット芯地を使っています。

そのため、倍率は自由にすることができます。

 

このトーソーのフラットウエーブカーテンの部材を使えばこんなに

きれいにウエーブがでます。

 

 

 

とは言えません。

生地が良いのです。

サイレントグリスのスイスメイドの生地です。

多色展開していまして、レース地と不透明生地があります。

この生地を使えばある程度ウエーブはきれいにでます。

 

店内展示で、こちらの高さは2,7mあるため、開閉しやすように

バトンタッセルを作って取り付けています。

タッセルを分解して作っています。

 

先日、インテリア業界最大イベントであるJAPANTEXが東京であり、

トーソーの展示会場にこのスタイルが展示してありました。

レールがシエロクラウドでピッチキープコードを使っています。

上部のウエーブは1.5倍できれいにでています。

 

でも

でも

でも

 

裾はこんな感じです。

裾はウエイトロックできれいなウエーブはでていませんでした。

 

フラットカーテンできれいなウエーブを出すには生地が重要なんです。

 

3)簡易型形態安定加工をした1.3倍フラットカーテン

きれいなウエーブというより広がらないウエーブを出すには

簡易型形態安定加工をするのが手っ取り早いです。

ポリエステル100%の商品ならばどこのメーカーのものでもできます。

1.3倍以上になります。

パイプがついていて、間仕切りにカーテンをとりつけています。

1,3倍のフラットカーテンで簡易型形態安定加工をしています。

簡易型形態安定加工をすると、きれいなウエーブがでるとはいいませんが

裾は広がらずにナミナミとなります。

これはおススメです。

生地はシンコールのAZ4080です。

 

※ 1.1倍使いのフラットカーテンの施工例はこちらのブログ

 

カーテンはどこで買っても同じではないのです。

カーテンは商品知識豊富な窓装飾プランナーのいるお店で買いましょう。

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19年前のカーテンの吊り替え~縫製も進化~

当店は吊り替えのお客様がひじょうに多いのです。

今後新築需要が少なくなっていく中、以前に買っていただいたお客様の

顧客管理をしっかりしているからだと思います。

 

19年前に当店で新調したお客様のカーテンの吊り替えの話です。

 

その時も吊り替えで、40年前に家を新築した時に新しくカーテンをつくったと

言っておられたので(当時は当店は存在していません)、約20年周期で

カーテンを新しくされていることになります。

 

 

カーテンの吊り替え需要って20年か~

 

 

 

今回新しくしたのですが、今までのカーテンは川島織物(現 川島織物セルコン)の

商品で、マメに洗濯をされていてけっこうしっかりしています。

豆知識

カーテンを長持ちさせるには、マメに洗濯することなんです。

日当たりの良い所では、何年も洗わないで初めて洗濯をすると、紫外線で

劣化している繊維には刺激が強すぎて一気にさけてしまうことがあります。

マメに洗濯をして繊維につねに刺激を与えておくことも必要なんです。

 

大きな声では言えませんが、まだ十分使えるぐらいしっかりしています。

レースは少し裂けてきていまして、これが吊り替えのきっかけになったようです。

before

after

ドレープはスミノエの遮光生地でU-4219で簡易型形態安定加工をしています。

レースはシンコールの裾エバ柄でML5644です。

こちらのお客様は、ご来店いただいたときにこのタッセル(タイバック)を

ご覧いただき、それを気に入ってカーテンをこの色に合うものにされました。

タッセルからカーテンが売れたら、カーテン屋としてもうれしいです。

これで目標たっせるですわ。

 

ここでブログを終えると「つまんねぇ~ダジャレをいうカーテン屋」

で終わってしまいますので、当店における19年前と今の縫製の違いに

ついて説明しておきます。

 

レースの裾ウエイト

19年前のレース

ウエイトロック

ウエイトをウーリー糸で巻いていくやり方

 

今回の現場は裾エバ柄レールだったので当店の展示で説明します。

上の写真は今回の現場のレース

 

下は説明用に撮った当店の店内のレースのウエイト

ウエイトを生地で巻き込んでいます。

当店ではこれを本縫いウエイト巻きロックと呼んでいます。

こうした方が丈夫できれいと思っています。

このやり方だと縦使いのレースもウエイト加工ができますのでおススメです。

 

 

芯地の上部の処理

19年前の縫製

芯地の上部をミシンで縫っていました。
芯地の下は縫っていません。

今の縫製

芯地の上部も下部も縫いません。

芯地の裏側で縫ってひっくり返しています。

糸の縫い目は出来るだけ表に出ない方がきれいと思っています。

今は簡易型形態安定加工が主流となっていますので、それに見合った

芯地で、自然とヒダとヒダの間が畳むと谷側に折れる芯地を使っています。

 

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裾エバ柄レースでスカラップ

最近は新築の戸建て住宅で出窓のある家は少なくなりました。

バブルの頃から15年前ぐらいまでは、ほとんどの家に出窓があり、

窓装飾もいろんな提案ができました。

ここ最近は、その吊り替えでまた出窓にレースを新しくつけることも多いのですが、

どちらかというと裾のあがったスカラップというスタイルより出窓に

沿って普通にレースを取り付けることが多いように感じます。

 

今回取り付けたお客様は、15年前の吊り替えです。

今までついているスタイルはM型のスカラップに裾にトリムがついています。

 

今回取り付けたのは、他の部屋で迷った挙句、選に漏れたレースでお気に入りの

ものを使いたいとのことでした。

シンコールの裾エバ柄レースのAZ8535 (店内展示サンプル)

裾はまっすぐです。

 

この裾を生かしてスカラップを作るには、アーチ型で生地にギャザーテープを

アール型に縫い付ければできるのです。

 

(画像はクリックすると別のページに飛びまして、そこでもう一度クリック

すると拡大します。)

外からみると

出来上がったのをみると簡単なのですが、この逆転の発想がなかなか

浮かばないのです。

 

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コントラクトカーテンよく使っています。

当店は一般住宅へのカーテンの販売が主なのですが、昨日のブログに書きました

コントラクトカーテンもよく使っています。

大きな現場ではなく、すべてお施主様直受注の介護施設や医療関係の施設の仕事も

多いのです。

先日も、以前からさせていただいている老人介護施設が新しくデイサービスの施設を

つくられたのでカーテン工事だけ当店でさせていただきました。

 

ほとんどは、スミノエのコントラクトカーテン「FACE」で決まったのですが、

メインのところのドレープだけは、コントラクトカーテンの見本帳の商品ではなく、

もう少し明るくて楽しいカーテンの方がいいとのことで、サンゲツのACカーテンで

決まりました。

まさに、今回サンゲツが出したコントラクトカーテンのコンセプトに合った形になりました。

dsc03291

dsc03288

ドレープ サンゲツAC6116(防炎)レース スミノエE-3459(防炎)

こうした現場には、必ず防炎のカーテンを使い、1枚に付一つ防炎ラベルを

縫い付けなければなりません。

また、昨年4月から補助ラベル(トレ-サビリティラベル)も縫い付けなければなりません。

 

防炎ラベルのトレーサビリティというのは製品の追跡可能性ということで、

一昨年の2月に防炎カーテンの性能不良にもかかわらず、防炎商品と

うたっていたという問題が発覚したため、それを追跡調査できる仕組みが

できたということです。

昨年の4月以降に製造された商品で防炎品に関して、

その製造者が判別できるように、消防法で規定されている「防炎ラベル」

に加えて、通し番号のついた補助ラベルをカーテンに縫い付けな

ければならないという制度です。

補助ラベルは製造メーカーが用意します。

我々販売店は、ブランドメーカー(見本帳をだしているメーカー:

実際はメーカーではなく、商社・問屋になるのですが、インテリア業界では

メーカーと言っています。)に防炎カーテンを注文するときに

「補助ラベル」を一緒に出してくださいといいます。

それが発注数量が3mに付き1枚と規定であるらしく、別の現場でシンコールの生地で

注文をしたところ、7枚分必要でそのように書いたのですが、小さい窓のフラットの

両開きがあって21mに満たなかったら6枚しか出してくれないのです。

何が重要なのかよくわからないシステムになっています。

 

防炎トレサビリティラベル

dsc03284 dsc03285

 

 こちらの現場では、窓には建築会社の方がレールを取り付けていて、

当店はカーテンを引っ掛けるだけでしたが、玄関のところに追加で

レールをシングルで取り付けとカーテンの依頼がありました。

 

今年6月に新発売になったトーソーのネクスティのLTエキストラシングルブラケットを

使ってみました。

ネクスティLTエキストラシングルブラケット

 ブラケットのビスを打つところが、上を向いているのが一般的なんですが、

このブラケットは下を向いています。

レールの位置はできるだけ高くしたいけど、窓上すぐにしか下地がない時に使います。

シングルタイプでは、トーソーは今年初めて発売しました。

dsc03279 dsc03280

dsc03281 dsc03287

(画像はクリックすると別のページに飛びまして、そちらでもう一度クリックすると拡大します。)

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※インテリア関係者のオフ会(10月27日)のご案内はこちら

 

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