形状記憶・形態安定

フラットカーテンに形態安定加工をかけてみたら

大型連休になりました。

当店は本日4月27日(土)は営業しております。

明日28日(日)も営業します。

 

日本人にとってはこの時期に10連休なんて初めての経験で、私どもの世代の男性は

何をしていいのかわからないというか、やることがないという人も多いのでは

ないでしょうか?

家にずっといてもけむたがられるんでしょうね。

そんな人達向けに大阪・難波で「おとうさん預りサービス」という

ビジネスがあるというのがヤフーニュースになっていました。

今回の「お父さん預かり」サービスは、元々ロッカーなどがすぐ埋まってしまう難波で、空いている部屋を使って旅行用の荷物を預かるというサービスを進化させたものだという。

貸し会議室、貸し展示場を主な業務としている難波御堂筋ホールが、連休期間に空く貸し会議室を有料で開放するという。

会議室は200平方メートルの広さ。
その中にワークスペース、漫画コーナー、フットマッサージ、バランスボール、ごろごろできるマットなどか置かれている。
Wi-Fiもあり、携帯電話充電器まで貸し出されている。

1時間500円ですが、終日で1000円です。

 

これを商売にする大阪商人の発想がすごいですね。

でも意外とニーズが多いかも。

 

さて、本題です。

昨日、『高さ4m30㎝のカーテンに形態安定加工をかけてみたら」という話を

書きました。

その関連する話で「フラットカーテンに形態安定加工をかけてみたら」という

話です。

形態安定加工というのは、ポリエステルの熱可塑性を利用してきれいな

ウェーブを出す加工のことです。

今や、ポリエステル素材の普通のカーテンではほとんどされています。

 

フラットカーテンでは、本来はあまりしないのです。

フラットにつくっているのでウェーブが必要ないのですが、

フラットカーテンといってもいろいろありまして、

ほんとのフラットでレールの長さとほぼ同じぐらいから、

少し余裕のある1,1倍フラット、1,2倍フラットや

少しウエーブのできる1.3倍フラット、

かなりウェーブが出来る1.5倍フラットなど生地によっていろいろと

変えます。

今回納品した現場は、大柄で柄を生かさなければならないけど、

生地巾とレールの長さに関係で1,3倍のフラットカーテンになっています。

1.3倍フラットカーテンというのは、例えばレールの長さが4mだとすれば

生地を約5.2mの幅に仕上げます。

そうすると、レールに対してカーテンの幅が1,3倍になっていますので

フラットと言えども1.2mほど長くなっているのです。

その分がウェーブになるのですが、均等にきれいなウェーブがでないのです。

開けていたカーテンを閉めるために真ん中を引っ張ると先頭から

ずっとフラットな状態ですすんでいき、最後の残っているところが

ウェーブとなっているのです。

 

そのため、私どもでは1.3倍ではピッチキープテープをつかったりしています。

1.5倍ならば形態安定加工をかけたりしていましたが、今回は1.3倍の

レースで形態安定加工をかけてみました。

 

生地はフジエテキスタイルFA1641GY

 

フラットカーテンですが、裾にゆるやかなウェーブがついていて

きれいになりました。

 

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高さ4m30㎝のカーテンに形態安定加工をかけてみたら

世の中は、明日4月27日(土)から5月6日(月)まで大型の10連休です。

 

当店は明日27日(土)28日(日)は営業しています。

 

5月2日(木)3日(金)も営業しています。

 

 

本来ならば、国民の祝日であり、皇位継承というお祝いの中で休みに

しなければならないのですが、小売り店では10日も休むとそれだけ

売り上げが落ちましてたいへんなんです。

 

また、大阪では6月のG20開催にあたり、6月27日~30日まで

高速道路はほとんど使えなくなり、市内の道路は大渋滞で、学校も

休みになり、あまり外に出歩くなというお達しがきていまして、

市内中心部の小売店はほぼ開店休業状態になります。

 

このこともあり5月6月の売り上げはそうとう厳しくなることが予想されます。

 

多くの方のご来店をお待ちしています。

 

さて、本題です。

 

11階建てのビルの最上階は天井高が4m30㎝あり、そこには

カーテンボックスにレールがついていてカーテンを吊れるようになっています。

その部屋にエステサロンを開業されるのに、長さ4m30㎝の

厚手カーテンに遮光1級の裏地をとりつけて、レースと一緒に吊りこみました。

取付は7尺の脚立があるのでカンタンなんですが、きれいにウェーブをだして

納めるのが難しいのです。

 

きれいにプリーツを出す加工としては、簡易型形態安定加工がありますが

高さ的には2m70㎝ぐらいまでしかできません。

 

以前にも4m20㎝ぐらいの高さにカーテンを取り付けたのですが、

形態安定加工ができなかったので、裾が広がってウェーブがきれいに

でなかったことがありました。

 

そこで、今回は当店のクリーニング工場にある形態安定加工機で

極東産機に初代のパーマネントフィニッシャーを使い、上から

半分ぐらいまで熱による形態安定加工をしました。

 

この機械は、裾でピン止めできないタイプで、、長いカーテンでも

裾をだらっとして上部だけかけることができるのです。

上半分ぐらいしか形態安定加工ができません。

 

その結果は

レースはある程度きれいにいきます。

もう少し時間がたてば、裾もウェーブがきれいになると思います。

ドレープはきれいとは言えませんが、裾がばらけて広がることは

ありません。

もう少し、時間が経てば落ち着くと思います。

結論として、丈の長いカーテンは半分だけでも形態安定加工をした方が

きれいになります。

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大きな窓にこそ形態安定加工をしましょう

インテリア業界は3月がひじょうに忙しいのです。

それが昨年あたりから4月の方が忙しくなってきました。

3月は住宅メーカーやマンションディベロッパーの決算の関係で

引き渡し物件がひじょうに多いのと、企業の人事異動や新年度の関係で

引っ越しが多いからです。

 

当店は吊り替えのお客様も多いのですが、この業界は新築需要に

頼り切っていまして、建物が新しくできた時や新しい家に移ったときに

その需要が発生します。

 

それが昨年あたりから、3月に入居できるようになってもすぐに引っ越しを

されない人が多くなってきて、引き渡しされてからじっくりカーテンを

考えるという人が多くなりました。

そのため、4月の方が3月より忙しくなってきました。

昨年は5月もけっこう忙しかったのです。

その要因として「引っ越し難民」という言葉が生まれたように

引っ越しをしたくても引っ越しができないということがあります。

 

3月の引っ越しシーズンは引っ越し代が異常に高いのです。

特に今年はヤマト運輸の法人向けの不正料金問題で、今は引っ越し業務を

自粛していることと、レオパレス21の問題で引っ越ししなければ

ならない人が大勢いて、需要と供給のバランスが崩れています。

 

引っ越し屋も強気のようで、通常の2倍以上するそうです。

そのため、それをさけて4月の末や5月に引っ越しをする方も多くなり、

カーテンも4月になってからじっくり選ぼうというお客様が多いのです。

 

3月は住宅メーカーのカーテンの仕事があり、それなりに忙しかったですが、

3月末に集中して、3月初めはけっこう暇でした。

 

 

さて、本題です。

 

ここ4~5年、大阪市内はタワーマンションがひじょうに多いのです。

コーナーの部屋のリビングの窓は1辺が4m以上あるケースが多いのです。

そういった窓はメカ物と言われるシェードやブラインドなどをつける

ことが多いのですが、「やっぱりカーテン」というのもあります。

 

当店でおススメをしているのは、片開きで3m以上ある場合は

簡易型形態安定加工です。

 

熱を与える事によってポリエステルの熱可塑性を利用してウエーブを

保つ加工です。

これをすると、カーテンが広がらずにプリーツがきれいにでます。

開けた時のたまりもきれいに納まります。

ドレープ フジエテキスタイルFA6507MV

レース  フジエテキスタイルFA1203GY

片開き520㎝と片開き400㎝の両開きです。

 

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★ 社員募集中です。

  インテリア特に窓装飾に興味のある方がおられましたら問い合わせフォーム

からメールでお問合せください。

 

★ 4月5月の大型連休の休業についてのご案内

  4月27日(土) 営業

  4月28日(日) 営業

  4月29日(月)~ 5月1日(水) 休業

  5月2日(木) 営業

  5月3日(金) 営業

  5月4日(土)~5月6日(月) 休業

  5月7日(火)以降は通常営業

 

 

 

ニトリのオーダーカーテンの縫製はきれい

先日、近くのマンションのリビングにドレープ(厚手カーテン)を納品しました。

実測の時に、他の窓のサイズも教えてと言われたので、親切に教えたところ、

予想通り、他社購入のロールスクリーン2台も一緒に取り付けていただけませんかと

いう連絡がありました。

他社商品取付費は1台で6000円で2台で7500円になりますというと了解をいただき

ました。

現場に取り付けに行くと、もう一つニトリで買ったカーテンもあるんですが

吊ってもらえませんかと言われました。

今や、

飛ぶ鳥落とすニトリ  なので

 

一人では勝てないので、写真を撮らせていただくことで了解しました。

 

ロールスクリーン2台もニトリでした。

 

当店が納品したのは

朝の8時に納品に行きましたが、北東のコーナーのリビングで暑くてたまらんと

いう感じでした。

遮光1級で、防炎、ウオッシャブルで全長8m30㎝で4mと4m30㎝の

片開き2枚です。

2倍使いで簡易型形態安定加工をしています。

 

こういう大きな窓では、ニトリでは形状記憶加工や簡易型形態安定加工ができないので

当店に注文をいただいたのだと思います。

 

ニトリの商品を取り付けたのは、寝室でレールの長さが2m10㎝

レールから床までの寸法(カン下)が223㎝でした。

 

写真を撮らせてもらって、縫製比較をしようと思ったので部分的には

写真を撮ったのですが、肝心なところの全体写真を撮り忘れました。

まず、こちらはニトリのオーダーカーテンの2倍使いで形状記憶加工も

されていてきれいな縫製です。

ファブリックメーカーのメーカー縫製と比べても遜色はないです。

一部のメーカー縫製よりもきれいかもしれません。

商品は Sノーブルという商品で2倍使いで縫製されていて、遮光で形状記憶加工が

されています。遮光1級です。

ニトリのホームページのSノーブルはこちら

防炎マークもついていますが、QTEC(一般財団法人日本繊維製品品質技術センター)で

防炎検査をしていますので、トレサビリティラベルはないです。

ラベルの番号から縫製加工所もわかるのです。

ヒダ山は3つ山で90㎜の芯地が使われていて、芯地の上も下も縫わない仕様です。

当店も同じ仕様です。

縫製に関してはいろんな考え方がありまして、どれが正しいというのはありません。

私は、出来るだけミシンの糸目は表に出さない方がきれいと思っていますので、

芯地の上も下もミシンでたたかない方が好きです。

 

他の現場の他社の縫製で芯地の下をミシンでたたいている施工写真です。

芯地の下の部分にミシンの糸目が見えています。

このような遮光の生地では、この糸目から光が漏れます。

メーカーの縫製でも、このようなことがよくありますので、これが悪いという

わけではないです。

私が好きでないというだけで、ニトリも同じ考えだったというだけです。

フックは差し込みのアジャスターフックです。

当店では縫込みのアジャスターフックが標準仕様です。

裾は本縫いでした。

ウエイトは、ニトリの縫製ではセラミックと思われるものが入っています。

 

当店の縫製は裾はすくい縫いです。(下)

 

 

ニトリの縫製は形状記憶加工が標準のようです。

でも、今回のはあまりきれいにはかかっていませんでした。

 

当店は簡易型形態安定加工です。(下)

 

 

 

カーテンの縫製で重要なのは芯地なんです。

 

ここにいかに手を抜かないでいいものを使うかによってきれいに縫製が

できるどうかが決まってくると私は思っているのです。

ファブリックメーカーの縫製では、川島織物セルコンが一番いい芯地を

使っていると思います。

当店でもエンドユーザー向けの縫製では同じものを使っています。

 

カーテンの縫製で重要なのは 芯地

 

サッカー日本代表でも、ポイントとなるのはシンジ

 

香川真司に

 

岡崎慎司。

 

がんばれニッポン。

明日のポーランド戦がたのしみ~

 

話は戻りますが、このニトリのオーダーカーテンの価格ですが、ホームページを

みると

2倍使いで 幅222㎝で丈が222㎝(今回のケース)ならば、

形状記憶加工付 本縫い、差込みアジャスターフックで

24428円(税別)になっています。

 

当店の場合はリビングに納品した商品で

2倍使いで 幅222㎝で丈が222㎝で

簡易型形態安定加工付、すくい縫い、縫込みアジャスターフックで

19500円(税別)

同仕様で形状記憶加工ならば

23100円(税別)になっています。

 

ニトリより当店の方がオーダーカーテンならば安いのです。

 

 

これにはちょっとした仕組みがあります。

カーテン業界の関係者ならば誰も納得していることですが、このサイズの

場合は、2倍使いでも150幅の生地なので3巾使いで十分なのです。

 

幅225㎝までならば3巾で、巾300㎝までならば4巾使います。

ニトリは既製カーテンの発想で区切りを幅200㎝までと幅300㎝で分けているのです。

本来ならば、幅222㎝なので3巾でいいところを4巾の価格でみています。

でも、誠実に実際に3巾で出来るのですが、4巾使っていて、片開きの1枚を

2巾使いでど真ん中で幅継ぎをしていました。

価格に偽りはないですが、残布で1巾分はどこかにいっているのでしょうかね。

 

この商品で幅が280㎝で製作する場合もニトリは24428円(税別)ですが、

当店ならば4巾になり、26000円(税別)になります。

当店の場合は、縫製にこだわっていますので、ニトリより少し高くなります。

オーダーカーテンの場合、ニトリは決して安いわけではないということです。

袋物の既製カーテンはめちゃくちゃ安いので、これはニトリで買うべきです。

 

ロールスクリーンもニトリオリジナルのものを2台とりつけだけさせて頂きました。

ニトリオリジナルといってもメーカーはトーソーでメカはかなり昔のものを

使っています。

ここでは詳しくは書きませんが、この業界で37年で昔のトーソーのロールスクリーンの

メカにも精通しておりますので知っていることがいっぱいあります。

 

取付けたらロックがかかって動かなくなり、取り外して分解してまた取り付けました。

安いのには理由があるのです。

 

 

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プレミスト大阪新町ローレルタワーご入居の皆様へ

当店から歩いて1分半のところにあるプレミスト大阪新町ローレルタワーという

新築マンションが出来上がり、先月末から内覧が始まっています。

3月引き渡しで298戸のマンションです。

 

このマンションは大阪市西区新町2丁目にありまして、

当店は新町1丁目にあります。

 

当店は西区新町の

 

区内町御用達のカーテン屋 

 

自負しております。

カーテン、窓周り商品のご用命はぜひ、近所のカーテン夢工房へ

 

 

先月も内覧会に同行してきました。

タワーマンションの4隅は大きな窓のある部屋です。

 

カーテン屋としてやっかいなのはコーナーのところが600㎜ぐらいの

長さで斜めにカットされているのです。

長い辺は3800㎜と3400㎜ぐらいあります。

全長で7800㎜ぐらいありまして、カーブレールがダブルでついています。

 

 

本来は上に上がるものを取付けたいのですが、コーナーところの斜めカットの

窓の納め方が気になるのです。

 

ふつうのカーテンにする場合でも、たまりが大きくなるのできれいになりません。

こういう場合は形態安定加工をされることを当店ではおススメしています。

販売店によっては、片開きで3mを超えると形態安定加工ができないという

ところがありますが、当店はできます。

形態安定加工と言うのは、ポリエステルの熱可塑性を利用して、熱や

蒸気を与えることによってきれいなプリーツを出す加工です。

 

この加工はレースにこそすべきで、片開きで3mを超えるような大きな窓にこそ

すべき加工なのです。

 

形態安定加工をしていないレース

裾がきれいにウエーブが出なくて広がります。

カーテン業界では「袴をはく」といいます。

 

形態安定加工をすると

 

 

当店では、ポリエステル100%のレースで片開きで3m以上の場合は

形態安定加工をした方がきれいと考えています。

 

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お知らせ

2月20日大阪でのフリーのインテリアコーディネーター三宅利佳さんの

トークショーにゲスト登壇します。

残りは10席ぐらいあります。

ぜひ、来てください。

お申込みはこちら

 

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カーテンの丈幅直しは難しくなってきた。

今、アマゾンのことが話題になっています。

1つは送料の件で、大口需要者として運送会社との運賃契約で、その量と金額が

運送会社の経営に影響が出ている問題です。

もう一つはアカウントの乗っ取りによる詐欺まがいなことが横行している件です。

私は、アマゾンのプライム会員ではないですが、ひじょうによく利用します。

1つは安心感、2つ目は値段が安い、3つ目は送料無料が多い、4つ目が早い、

5つ目は同じ商品を選ぶときに、他の商品と画像で比較出来て選びやすいというのが

あります。

施工部材もよくアマゾンで買います。

吹抜けや天窓で、こちらが創作するときに使う特殊な部材などをよく探します。

先日も25㎜ぐらいの長さのL金具を探したらいいのが見つかりました。

L金具_R

これが10個で235円で送料無料なんです。

そして、中国から送られてくるのです。その運送状況もパソコンでみられるように

なっているのです。

私は、50個買ったのですが、10個だと送料は考えれば完全に赤字だと思うのです。

出荷されているのは、運送会社の追跡調査から間違いないのですが、詐欺に

合っているのではないかと不安になるような状況です。

 

さて、本題です。

カーテンの丈幅直しの依頼をよく受けます。

ここ10年、カーテンの形態安定加工や形状記憶加工が浸透してきており、

それらの商品の直しは難しいのです。

そういう加工がされていることがわかっていれば、それなりに対応はできるのですが、

それも結構大変な仕事になってきます。

以前にこんな失敗をしました。

形状記憶加工のされている商品を無意識に巾丈を直したら、今まで形状記憶加工で

ウエーブが出ていたところと違う位置にヒダを取ったがためにぼこぼこの

カーテンになってしまいました。

失敗例

形状記憶直し失敗

ヒダとヒダの間が今までの形状記憶加工がかかっていてウエーブの山になっていた

ところでそのまま残っています。

詳しくは2011年1月23日のブログをお読みください。

今回も新しくカーテンを新調していただいたお客様で、1窓のレースだけ

丈幅直しをして使いたいということで依頼をうけました。

シンコールのカーテンで、洗濯絵表示ラベルに「形状記憶加工品」と書いて

あったので、そのようにして直しをしましたが、それに気づかなかったら

また失敗をするところでした。

DSC05012

加工直しをして納品したカーテン ↓

IMG_1394

他店でご購入されたもので、メーカー縫製されていてこのように書いてあると

わかるのですが、書いていないケースがほとんどです。

そのため、当店では他店で購入された商品のお直しは遠慮させて頂いています。

業界全体でそういう傾向がありますので、カーテンのお直しは購入されたお店に

持っていくのが一番です。

安さだけでアフターフォローのできないお店で買うと、こういう時は

けっこうたいへんですよ。

 

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こだわりの縫製【8】形態安定加工と形状記憶加工

毎月最後の金曜日は「プレミアムフライデー」ということで、政府が音頭をとって

早く退社することを勧めるようになりました。

第1回が2月24日(金)だったのですが、ニュースを見ていてもほとんど活用されて

いないという感じでした。

その中で、吉野家がそれに乗じた企画をしていました。

若い人はあまり知らないと思いますが、半日で終えることを半ドンといいます。

今は、公立の小学校は土曜日が休みですが、私どもの時は、土曜日は午前中だけ

授業があり、午後からは休みで急いで帰って、大阪の子はお昼時にテレビで

吉本新喜劇を観て、ボケと突っ込みの勉強をするのが普通でした。

この半日で終わるのを半ドンと言っていました。

これは、オランダ語の日曜日という意味の「ドンタク」から来ています。

博多どんたくも同じ語源です。

それと掛けて、毎月プレミアムフライデーの日限定で「半丼」を売り出しました。

早速2月24日に吉野家に行ってきました。

IMG_6675

左半分が牛丼で右半分は豚丼で「半丼」です。

皿に別々に用意されているのを自分で盛るのです。

IMG_6674 IMG_6673

こんな企画が大好きなんです。

 

さて、本題です。

 きれいなウエーブをだす形態安定加工や形状記憶加工は、今やポリエステル100%の

生地ではかけるのが当たり前になりましたが、当店では一早くからこれを

取り入れていました。

 

メーカーによって呼称が違うのですが、縫製をした後に吊った状態で

熱や蒸気できれいなプリーツを出す方法を業界では一般的に形態安定加工と言っています。

当店では、簡易型形態安定加工といい、カーテンを吊った状態でアイロンを

かけるようなものですと説明しています。

それに対して、形状記憶加工というのは、真空窯に入れてきれいなウエーブを

出す方法のことを言っています。

当店では、自社縫製で両方することができまして、簡易型形態安定加工では、

メーカーの縫製では片開き3.0mまでしかできないというのが多いのですが、

当店では無限大にすることができます。

形態安定加工の機械「プリーツフォーマー」

DSC04541

 

 片開き6mを簡易型形態安定加工をした例

DSC02756

DSC02760

幅が大きいほど形態安定加工をした方がきれいです。特にレース。

 

形状記憶加工の真空釜

2c2feb0f

 

当店では、簡易型形態安定加工は無料のオプションで、ポリエステル100%のものは

ほとんど無料で加工をしています。

 

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