この前のブログにフラットカーテンのピッチキープする方法として
縦型ブラインドのスペーサーコードを使ったやり方を説明をしました。
もっとかんたんな方法としては、ピッチキープできるレールを使う事で、
昨年トーソーが発売した「シエロ」シリーズがそれにあたります。
以前からルーフィットというレールでピッチキープができるものが
あったのですが、これは専用の縫製部材が必要でした。
ここで紹介するシエロシリーズは特別な縫製資材がなくても使えます。
トーソーは専用の芯地(ウエーブテープⅡ)ギャザーフックを用意して
いますが、一般的によく使っているフラット用の芯地でも問題は
ないです。
シエロシリーズには3タイプあります。
グッドデザイン賞を取っています。
いずれも天井付けでブラケットを使わず取り付けます。
当店にはシエロクラウドを展示しています。
このレールはランナーに工夫されていて、オプションでピッチキープ
コードを注文すればピッチキープができるようになっています。
用途としては、スマートな天井直付けの普通のレールとして使うことの
方が多いと思います。
ランナーとランナーの間が常に8㎝になるようにコードで結ばれて
います。
フラットカーテンのフックを12㎝間隔で差し込んでいけば1.5倍の
フラットカーテンができ、10㎝間隔で差し込んでいけば1.25倍の
フラットカーテンになります。
カーテンの裏側からレールをみたところ
カーテンが山側と谷側に来てもコードと干渉しないようになっています。
しかし、このレールを使うとフラットカーテンのウエーブがきれいに
でるわけではないので注意してください。
詳しくはこちらのブログをお読みください。
トーソーの展示会でみた「シエロクラウド」のフラットウエーブカーテンの
展示の写真です。
裾の部分はきれいにウエーブはでないのです。
生地にもよりますし、専門店ならではの少々の工夫が必要なんです。
このシエロシリーズはたんなるフラットウエーブカーテン用だけでは
なく、天付けレールとしてもいろいろと工夫されています。
グッドデザイン賞をとっただけあってデザインもスマートですし、
音も静かで滑りもなめらかです。
マグネットランナーもありますし、レールの中に隠すカーテンストッパーも
あって、止めたい位置にきちっととめられるようになっています。
今日の話は役にたちましたか?
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