昨日はパネルスクリーンを取り付けて来ました。パネルスクリーンはカーテン生地をパネルにしてふすまのように左右に動かす商品です。ここ1~2年各メーカーがスタイルの1つとして提案してきており、注目されてきております。私はこの商売を始めた頃にサイレントグリスの電動パネルスクリーンでJAPANTEX’89第3回全国優秀インテリア施工作品コンテスト住宅部門で実行委員長賞をとったことがあり、パネルスクリーンには想いがあります。
今回はトーソーのパネルスクリーンユニティキットを使いまして、生地はキロニーのマリメッコを使っています。


トーソーのユニティは手頃な価格ですが、メーカー(キロニー)の標準縫製仕様でいくと、下部のウエイトバーが露出するタイプで、インテリア性に欠けるため、当店の方で縫製しまして、生地を巻き込むタイプにしています。
パネルスクリーンの問題点は開けた時のたまりに生地1枚分とられ、開口部を狭くします。そのため、今回は窓の巾分を4枚分の生地で分割するようにして、1枚分をダミーとしてレールを長くして5トラック使って、開けた時に壁部分にたまるように工夫しています

私は社長ですが、小さなカーテン屋のため何でもします。現場に行くのも好きです。
昨日は上飾りを取り付けました。ある人からのご紹介で、椅子の生地と同じもので上飾りだけ作ってほしいとのことでした。
日本でも、雑誌などをみて、上飾りをつけてほしいというお客様がたくさんおられますが、本来の目的はヨーロッパの家では天井近くからある窓から、直射日光をさえぎるためにつけるものなんです。
アメリカではバランス(valance)と言い、イギリスではペルメット(pel・met)と言います。
頭に乗せるからヘルメットとちゃうで。
昨日、取り付けたお客様は、メインの1間の窓(左の写真)に取り付けた残布で、勝手口用のペルメットを作ってほしいとの依頼があり、お客さまのアイディアでつくりました。(右の方の写真)
これが本来の上飾りの意味合いで、西側の勝手口にさしこむ直射日光をさえぎるためのもので、上部をパイプ通しにして突っ張り棒でとめてます。
下部をアールにしてバイヤステープでアクセントを持たせたのがポイントです。
昨夜、帰り際に久しぶりに月を観ました。
もう少しで満月になる月で、今日は十三夜なんです。私はサンゲツでサラリーマンをしていましたので月は詳しいです。今までの雑記のタイトルは月の名前でつけておりましたが、これは9月29日十六夜(いざよい)から日記を書き始めるためのプロローグなんです。
明日は小望月(こもちづき)というような言い方もしますし、昔の人は月に名前をつけて楽しむなんて
風情があっていいですね。
豆名月、栗名月みたいな言い方もあります。
現代人ならば、マメ、クリとくると満月を想像するかもしれませんが、これは中秋の名月の翌月の十三夜のことをいいます。
「朋」という字も好きです。ツキがたくさんあるようで。
9月29日から、自社のホームページからリンクするようにして、日記を書こうとしています。
ただ今テスト中です。
今、問題点は携帯から直接、文章をアップすることが出来ないことと、怠け者の私にとって3日分をまとめて書いた時に日付を過去にすることができないことです。この問題をクリアできる方法をご存知の方は教えてください。
先程、イチローが4安打であと大リーグ最多安打タイまで10安打というニュースが流れてきました。
それにしてもイチローは凄いですね。
それに比べて日本のプロ野球はどうなるのでしょうか。
切羽(セ・パ)詰まって1リーグになるのかと思いきや、セ論の声とともにフルタイムの選手会のがんばりで、2リーグ制で新規参入を認める方向へ。だいぶドアーがあいたかと思えば、ラクテン満塁ホームランはあるのでしょうか。
日本のプロ野球を見ていると、オーナー、球団は自分のところの球団さえよくなればいいとしか思っていなくて、誰一人プロ野球全体のことを考えていないように思います。
私の属するインテリア業界もしかりで、どの企業も自社のことしか考えておらず、インテリア業界全体を考えて、リーダーシップをとろうとしません。
私もこの業界の片隅で24年、この日記を通じてそんなことも書いていきたいと思います。
新しくNIF(日本インテリアファブリックス協会)の会長になられた川島織物の青戸社長には期待したいものです。
9月29日から日記を書くためのプロローグで今テスト中です。29日は十六夜で今日は半月で弦月(ゆみはり)です。