間仕切りカーテンは無双
今年は仕入れ先や同業者から会社宛てにくる年賀状がかなり少なくなりました。
当店はお客様宛には年賀状はだしていますが、会社からは仕入れ先・
メーカー・同業者宛てにはここ10年ぐらい出していません。
お客様からはご丁寧に年賀状をたくさんいただきます。
ひとこと書いてあります。
「私共にまで風刺のきいた楽しい年賀ありがとうございます」
「今年で18年も賀状をいただきましてありがとう」
「いつも楽しい賀状ありがとうございます」 等々会社からお客様に
送る年賀状は儀礼的なものでめったに返信なんかしないと思うのですが、
毎年お客様から年賀状をいただけるのはひじょうにうれしいです。
お客様以外には会社として年賀状を出さない方針でいました。
ここ2~3年は仕入れ先・メーカーから年賀状はやめますという案内が
きていましたが、そこには「メールにて挨拶させてもらいます」という発想はないのです。
そこで今年は私の方から仕入れ先・メーカーと年賀状をいただいた
同業者にメールで「年始のご挨拶」を送りました。
メールでアドレスを入力しようと思って、いただいた年賀状をみても
ほとんどメールアドレスが書かれていないのです。
結局、スマホの「マイブリッジ」というアプリで管理している名刺を
呼び出して、メールアドレスを探してメールしました。
インテリア業界はファックスが主流でまだまだメールが浸透して
いないのだとわかって新年早々滅入る話なんです。
さて、本題です。
間仕切りカーテンを無双縫製でつくりました。
「無双」とは
1 二つとないこと。並ぶものがないほどすぐれていること。
2衣服の表と裏を同一の布地で仕立てること。また、そのもの
1の意味では将棋の藤井八冠のことを藤井無双と言ったりします。
2は羽織とかで表地と裏地を袋縫いして同じように仕立てるやり方で
カーテン業界でも無双縫製という言い方をしまして、耳の部分は
袋縫いして表から見ても裏から見ても同じように見えるように
仕立てることを言います。
当店では裏地付きで、無双縫製裏地という言い方をしているのが
あるのですが、これは耳は袋縫いしていますが、継ぎ目は裏地と
表地の生地が違うので少し裏側にずらしています。そのため正確には
無双縫製とはいわないと思っています
今回の現場は完全な無双縫製の1.05倍のフラットで前からみても
後ろからみても同じ縫製です。
お子様の部屋を2分割する間仕切りカーテンです。
天井にレールを取り付けて部屋をわけています。
カーテンはピンクのロールスクリーンがついている部屋からみても
ブルーのロールスクリーンがついている部屋から見ても同じように見えます。
耳の部分は袋縫いして、芯地にはそれぞれフックをつけて、
一つのランナー(駒)に2個フックを引っ掛けます。
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