11月20日~22日まで東京のビッグサイトでインテリア業界
最大のイベントであるJAPANTEX2024とJapan Home & Building Showが
開催されました。
遅くなりましたがそのリポートです。
私がインテリア業界に入ったのが1981年4月で、ジャパンテックスの
第1回目が1982年1月で今年が43回目です。(途中オンライン開催も
あり)
私は第1回からずっと見学しています。
かつては元気な展示会で集客力もあったのですが、ここ10数年ぐらいは
来場者も少なくなりつまらなくなりました。
大きな要因として主催者のNIF(日本インテリア協会)加盟企業が熱心で
ないことがあると思います。
実行委員長も事務局だし、私からみればインテリア業界の大手の
NIF加盟企業がイヤイヤ参加しているしか思えないのです。
今年もそんな感じでした。
その中で最も熱心だったのがTOSOでした。
通路を歩いていると、引き込むように熱心に説明してくるのです。
スタッフはお揃いのTシャツを着ているのです。
一生懸命ハンキングバーの説明してくれます。
私が何度か使ったことがあるし、店内にも展示していますよというと
女性スタッフが「名刺交換させていただいていいですか」というので
名刺を差し出すと
「ブログ読んでいます」というのです。
この切り返しが早くて嘘でもちょっとうれしかったのです。
この展示ブースがJAPANTEXの展示ブースではなく、Japan Home & Building Show
の方なんです。
JAPANTEXは東4号館でJapan Home & Building Showは東1号館で向かいに
あり、トーソーは両方に出展しています。
Japan Home & Building Showの方に出展しているブースは各社熱心です。
それに比べてJAPANTEXに出展している大手メーカーは熱心でないのです。
トーソーはこちらのブースでは12月2日に発売したデュアルツイン
がメインなんです。
タテ型ブラインドで不透明なルーバーとルーバーの間にレース地が
入っているタイプで、ニチベイのセンターレース、タチカワの
ペアアンサンブルと同じような商品なんです。
ニチベイ、タチカワとの違いは何なのかを知りたくて質問しても
答えてくれないのです。
ニチベイの特許がもう切れたのかどうか知りませんが、操作して
みるとほぼニチベイのセンターレースと同じような動きなんです。
トーソーが似とり商品を出してどうすんねんと思ったのですが、
そういう需要があるのかもしれません。
同期間中の11月21日に私が理事をしている一般社団法人
窓廻り装飾事業協会(WDBA)で、「WDBA設立1周年記念のセミナー」を
品川のジャストカーテンさんのショールームで開催しました。
講師は 株式会社スマイル・ラボ 代表取締役 赤沼留美子氏で、
タイトルは
~地方での企業経営生き残り戦略~
インテリア業界の先細る市場 老いる働き手
この現実とどう向き合い乗り越えていったらよいのか
これはたいへん勉強になりました。
これから人手不足になる中で、パートをどのように活用
していけばいいのかという話でした。
講演の動画も用意していますので興味のある方はご連絡ください。
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