「カーテン屋の奮闘記・イッキに書いても日記」

 

ウエーブスタイル第四弾です。

ウエーブスタイル用のカーテンレールを使うと均等ピッチになって

きれいなウエーブが出るかというとそうではないのです。

ドレープ(手前)もレースも1.5倍使いのウエーブスタイルです。

カーテンボックス幅は250㎜あり、前後とも1,5倍ウエーブスタイルで

問題はありませんでした。

レールはトーソーのネクスティウエーブスタイル用のものを使っています。

当店では部材で購入して会社でセッティングします。

そうすることによって勉強できることがあります。

ピッチキープコードは8cmで均等になるようになっています。

それに必ず偶数個入れないと両サイドのフックのところが

山に来なくてきれいでないのです。

トーソーのカーテンレールのカタログ(p329)によれば

両開きで210cmのレールの長さの場合、片開きで16個のランナーで

両開きで32個入れます。

両開きでレールが240cmでも同じで、ランナーは片開で16個ずつの

32個になります。

これはランナーの数を必ず偶数個にしなければならないので

レールが240cmならば片開で120cmです。

それで8cmピッチなので120÷8=15個で最初の1個を足して

片開で16個で両開きで32個になります。

この場合、きれいに割り切れているので均等ピッチになります。

しかし、210cmのレールで両開きの場合は、片開きでは

105cmです。

これを8cmで割ると13.1になり切り上げて14なんです。

これに最初に引っ掛けるところの1をプラスすると15個になります。

片開で15個でいいのですが、ウエーブスタイルの場合は偶数個に

しないとならないので16個になり、両開きで32個です。

前に書いたようにレールの長さが210cmでも240cmでも

32個でカーテンの縫製するサイズは同じになります。

そのため、レール210cmで作っても240cmと同じように出来上がって

くるので30cm余分にあり、均等ピッチにはならないのです。

均等ピッチにしたければ、まずはレールのサイズを先に決めなければ

ならないのです。

今回のケースがそんな感じです。

レールの長さが210cmなのです。

レールの長さが210cm

両マグネットランナーを中心に合わせています。

そうすると左右のランナーは均等にならず余っています。

 

レールにはピッチキープコードをつけているのですが、

左側の窓の右片開を優先して閉めると真ん中より左まで閉まります。

これを無理やり真ん中で閉まるようにすると均等のウエーブでは

ないのです。

そんなの気にしていたら大きな仕事はできませんで、納得してもらえれば

問題はないです。

こちらの現場も事前に詳しく説明していますが、コンセンが

設置されている位置が優先されています。

 

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