暑さ対策 後から取り付けるレース用遮熱裏地

暑さ対策 後から取り付けるレース用遮熱裏地

 

毎日暑いですね。

パリオリンピックも始まりました。

日本人がメダルを取ったニュースが届くとうれしいですね。

そんな中ずっとうれしいニュースを届けてくれているのが

ドジャースの大谷投手です。

彼がホームランを打ったというニュースが届くと元気がでます。

今年は打者専任になっていますが、二刀流としての活躍はすばらしいものが

あります。

 

カーテンにも二刀流というのがあるんです。

後から取り付けることができるフラット裏地で、夏は遮熱用として

レースに吊り、冬は断熱効果を高めるためにドレープ(厚手カーテン)に

取り付けます。

当店では、この商品を「シャネットうらだⅡ」と呼んでいます。

暑さ対策に後から取り付ける遮熱フラット裏地「シャネットうらだ」

裏地として取り付ける生地は透け感の違いでいろんな生地を選ぶことが

できます。

今ついているレースに取り付けることができます。

今回取り付けたのは、アルム蒸着フィルムを0.3㎜にスリットして

これをタテ糸に使い、ポリエステル繊維をヨコ糸に使ったものです。

店内サンプルで説明します。

 

店内展示で、上の写真のレースで左側がシャネットうらだⅡを

取り付けた状態のもので、右側はなにもつけていない普通のレース

です。

レースを机に置いて、フラット裏地(シャネットうらだⅡ)を

フックに引っ掛けていきます。

当店のカーテンの縫製は標準仕様が縫い込みアジャスターフックで、

それに対応できるようにしています。

上が設定された状態です。

図解解説です。

動画です。

どうでもいいが、真ん中の赤い三角をクリックすると動画になります。

 

店内展示サンプルより

左側が「シャネットうらだⅡ」を取り付けています。

右側は普通のレース

遮熱するには、遮蔽するのが一番なんですが、昼間が遮光カーテンを

閉めていると暗くなり過ぎますが、この商品は適度な明るさはあります。

透け感が気になるようでしたら半分たくし上げることもできます。

クリップでとめただけですけど・・・

外からみると ぎんぎらぎんのさりげなく ♪♪

 

室内から外が見えにくい傾向がありますので、秋になると取りはずしましょう。

そして冬になるとドレープ(厚手カーテン)に引っ掛けます。

そうすると裏地付きドレープになり、空気層ができて断熱効果で

冬は暖かいのです。

これを私はカーテンの二刀流と言ってしておきます。

ドレープ引っ掛けています。

じゃ、データ的にどうなの?

最近はエビデンスはどうなのかと言われるお客様も増えてきていますので

当店の実験結果です。

先にこちらのブログをお読みください。

暑さ対策は赤外線カットが重要

普通のレースだけの場合は

赤外線カット率が32%

紫外線カット率が63%です。

これに「シャネットうらだⅡ」をつけて生地を重ねて測りました。

そうすると 赤外線カット率が82%になります。

紫外線カット率は94%です。

暑さイコール赤外線カット率ではかならずしもないですが、赤外線を

カットすることで暑さ対策にはなると思います。

赤外線カット率が32%から82%にアップするのです。

 

実際に取り付けた写真をお客様から送っていただきました。

以前当店でお買い上げいただいたお客様で、当店に

データがありますので、当店は送っただけで取り付けは

お客様でしていただきました。

上の写真は取り付ける前です。

上の写真は右側の窓は左だけ、左側の窓は右だけ取り付けて

います。

透け感の違いがわかると思います。

2窓とも取り付けたあとの写真です。

ベランダからみると

左側だけシャネットうらだⅡがついています。

 

お客様から感想として、遮熱効果は抜群で、ぜんぜん違うとのことで、

事前に遮蔽性があって、外は見えないと聞いていましたが、思っていた

以上に明るいとのことです。

 

写真を送っていただきましてありがとうございました。

 

 

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デニムのカーテン取付

デニムのカーテン取付

 

デニムといえば、Gパンの生地のことで日本では備中,備後が

産地です。

いわゆる岡山県の西部(井原、倉敷など)や

備後(びんご):広島県の東部(福山など)です。

今回取り付けたのは広島県福山市に本社がある「瀬戸内デニム」の

商品です。

産直です。 ビンゴ~

レースは1,3倍使いのフラットです。

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リッツカールトン東京のカーテン

リッツカールトン東京のカーテン

東京に住んでいる長男夫婦が「社長退任のお疲れさん会」を

してあげようということで、先月東京に行って来ました。

私が代表取締役を退任し、次男が就任したときに次男に対するお祝いが多い中、

長男が「ここはとうさんを慰労するのが最優先やろ」と言ってお疲れ

様会をしてくれました。

六本木の隠れた一軒家の本格的なフランス料理の店「トリフミヤモト」で

子供の頃の思い出話をしながら楽しいひと時を過ごしました。

事前に兄弟で高級ウイスキーもプレゼントしてくれました。

宿泊はリッツカールトン東京で、カーテン屋のブログなのでカーテンの話を

書いておきます。

こちらは私のマリオットボンヴォイのポイントで宿泊しまして

奥さんと自分への慰労も兼ねて、ちょっと見栄を張ってラウンジアクセス権

付きに部屋にしました。

そのため、チェックインはラウンジでアフタヌーンティをいただきながら

します。

ラウンジ 外はあいにくの雨

部屋は52階

部屋からの景色

部屋

洗面台が2つあるんです。

窓廻りは電動のプレーンシェード(完全遮光)とレースのシャープシェードです。

電動のメカはタチカワです。

生地はどこかわからなかったですが、防炎番号からして札幌の業者が

縫製をしています。

両端や天板のところにはへこみがあり、部屋からは光漏れがないように

工夫されています。

ラウンジはニチベイの電動ロールスクリーンでした。

ディナーに行く前にラウンジで軽く飲んでいきます。

 

朝もラウンジで食事

ラウンジからははるか遠くに富士山がみえるのです。

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天蓋を取付

天蓋を取付

 

天蓋を取り付けました。

天蓋 (てんがい) とは、本来は仏像の頭上にかざす蓋(きぬがさ)を

いいます。

天空にあり,しかもつねに仏の頭上にあるところから華蓋,宝蓋,懸蓋

などとも呼ばれています。 これは仏の威信の象徴であり,仏の徳を

讃嘆するものであり,後に仏を供養し,荘厳(しようごん)するものと

なりました。

天蓋には「蓋をする」という役割があります。

もともとはヨーロッパを中心に、ベッドを虫やほこりから守り、

快適に寝るために取り付けられたものと言われています。

日本では、ベッド周りに取り付けるカーテンという感じで

オシャレやかわいいさを求めて取り付けています。

お客様が用意されるふさかけ金具がなかったので、実際はタッセルを

手で持っています。

この写真を撮ってスマホのアプリで私自身を消しています。

 

内側にトーソーネクスティのレールをシングルで取り付けて、

レースと一体縫製でカーテンを吊るしています。

ベッド側からみた写真 (上も下も)

生地はイタリア  SangiogioのVilla floraの24675

レースはマナトレーディングのクランス4

フリンジはT&T TF16の10番 タッセルはTBA16の 10番

 

当店として工夫した点はレールの中央のマグネットを強力にするため、

純正のものを外して、ネオジム磁石に取り替えました。

 

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電動タテ型ブラインド取付

電動タテ型ブラインド取付

 

ニチベイのタテ型電動バーチカルブラインド(アルペジオ電動)の

2024年6月に発売されたものを取り付けました。

音は以前に比べて少し静かになりましたが、ホームユース向けと

してもう少し改良してほしいところもあります。

今回の現場はカーテンボックスの有効幅が95㎜しかなく、

施工的には工夫しましてきれいに納まりました。

片開の商品を2台取り付けています。

どうでもいいが動画です。

真ん中の三角をクリックすると動画になります。

カーテンボックスのガラス面と側面の壁に奥行があり、そこには

100㎜幅のルーバーのタテ型(バーチカル)ブラインドが

入らないのです。

カーテンボックスの部屋側に本体レールを取り付けて

床まで作ろうとしたら、カーテンボックスの部屋側の

側面にルーバーが触れるのです。

そのため、本体レールを取り付けるのに2㎜厚のスペーサーを

2枚重ねて4㎜下げて、ルーバーがカーテンボックスの

下に来るように工夫しました。

↑ カーテンボックスからはみ出ているルーバー

↑ 床もギリギリ立ち上がり壁に触れずに納まりました。

I oT対応でIR送信(赤外線送信)で受光部を2つ真ん中に持ってきています。

上の写真がニチベイの純正の受光機とモジュラー変換ケーブルなんですが、

これが30cmしかなく、ケーブルのカバーが途中までしかしていなくて

黒い部分が露出してるんです。

これをそのままつけるときれいでないので、白のビニールテープを

まかなければならないのです。

また、このケーブルの長さでは、コントロールユニットに

差し込んでカーテンボックスの外に出すには短くて届かないのです。

そのため、事前にケーブルを延長するために通信ケーブルシールドと

モジュラー中継コネクタを用意しなければならなりません。

ほぼ必要商品なのですが、オプションになっており、見積もり時に

見落としそうになるのです。

そして、これが意外と高くて2つで6240円します。

 

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インテリア電動製品の寿命

インテリア電動製品の寿命

 

20年前に当社で施工した電動のシャープシェードの修理依頼が

ありました。

トーソーのリベルタという電動メカなんですが、修理するにも

部材がないということで新しいメカに交換することを提案しました。

その話の中で、ご主人が話されたことが印象的でした。

新築時に当店で施工したのですが、カーテン(電動シェードのこと)が

電動で一番長持ちしたなぁと言っておられました。

この20年間でエアコンは2回取り替えたし、洗濯機も2回買い換えたし、

冷蔵庫も1回替えたし、テレビは3回替えたとのこと。(これは壊れた

だけでなく、新しいものがでたのも含む)

一番痛かったのがソーラーシステムがやられて、モーターを交換したこと。

パネルは問題はなかったけど、モーターだけでもけっこう費用がかかって、

ソーラーシステムにして電気代は得になっていないと思うとのこと。

 

私のイメージでは.インテリアの電動商品はあまり壊れないのです。

最初に初期不良で1年以内ぐらいに問題になることはたまにあり

ますが、それを過ぎると修理依頼は少ないです。

当店がインテリアの電動商品を販売するようになって20年ぐらいです。

おそらく、こちらの現場が最初と思います。

その間、電動商品が故障で取り替えた記憶がないのです。

トーソーのリベルタライトに5台交換

シャープシェードの生地は当店でクリーニングしました。

すごくきれいになりました。

インテリアの電動商品はあまり壊れないのですが、手動のものは

よく修理依頼があります。

最近、特に多いです。

修理代もひじょうに高くなってきています。

手動のものは、ほとんど部品交換すれば直るのですが、最近は

メーカーがモデルチェンジする間隔が早くなり、昔の商品の部材も

長く持っていなくて、在庫がないことが多くなってきました。

 

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ノーマンのタテ型調光ブラインド「スマートドレープシェード」取付

ノーマンのタテ型調光ブラインド「スマートドレープシェード」取付

 

七夕です。

この歳になると何もありません。

なんか「たなぼた」がないか期待しています。

最近、タテ型調光ブラインドがよくでます。

先日、リクシルのショールームに行った時に、内窓でYKK apとの

違いは何なんですかと聞いたところ、回答は「ほとんど違いは

ありません」というのです。

敢えて言うならば、リクシルには「ダストバリア」があるぐらいですとの

ことでした。

対立するメーカーならば、もっと相手との違いをアピールしても

いいと思います。

 

インテリア業界ではメカもの大手のNTTの3社である

ニチベイ、タチカワ、トーソーに各商品について他社との違いについて

聞くと、明確に答えてくれて自社商品の良さをアピールしてくれると

思います。

 

今流行のタテ型調光ブラインドにおいても、ノーマンのスマートドレープシェード、

WISのスアベ、ハンドインハンドのスマートカーテン、タチカワのエアレが

ありますが、4社には明確な商品的な違いがあります。

 

今日取り付けたノーマンのスマートドレープシェードには他社に

ない特徴があり説明しておきます。

 

見た目は4社ともそんなに変わりませんが、レールのランナーが違います。

 

生地を引っ掛けるランナーがレールの中に入っていて、直射日光が

当たらないようにして紫外線で劣化しにくいように工夫されています。

他社はレールの下にランナーが露出しています。

それと特別な芯地を使っていて、U型の丸みがきれいに出るようになっています。

何年も使っていると、開けた時のクセがついて丸みがへこんでくるのですが、

ノーマンのは長持ちします。

ノーマンの最大の特徴は今回の現場ではなかったのですが、

ジョイントで片開で最大7Mまで製作することができます。

 

以下の話はどこのメーカーでも共通のことなんですが、このタテ型

調光ブラインドはU型にした時の出幅が20cm前後あります。

そのため出幅15cmのカーテンボックスには納まらないのです。

そこで、何かをかまして、レールの位置を下げます。

 

こちらの現場のカーテンボックスの深さが60㎜なんです。

ノーマンのレールの高さは44.4㎜なので、この場合

20㎜ほど下げます。

天付ブラケットのようなC型クリップを使うと施工しやすいので、

この高さが4㎜、樹脂のブラケットスペーサーが12㎜、あと

4㎜の調整はネットで買って在庫している2㎜の鉄板を2枚重ねて

調整します。

カーテンボックスの深さは60㎜

高さ調整用に2㎜厚の鉄板を用意しています。

この場合は2枚重ねて4㎜にします。

この高さを計算して床上がり1㎝になるように製作します。

 

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